消費者融資とは
消費者融資とは資金需要者に対して金銭を貸し付けることです。
金銭消費者貸借契約の締結に基づくものが多いですが、
事業者金融では手形割引も融資の一形態です。
契約では、資金需要者の申込み金額に基づいた融資金額(元本)と金利、
返済方法などの融資条件を設定します。融資元本はその後の
支払いに応じて減少し、利息金額は返済後に残る融資残高に対して計算されます。
出資法で定められた上限金利を超える契約の融資は、出資法違反となり罰則の対象となります。
手数料等の名目で業者が受け取る金銭も、金利に含まれます。
消費者融資・つなぎ融資・大口融資などに関する注意点
【融資の条件にカードで商品を買わされる】
大口融資を条件に、「お客様の信用を確かめるため」「当社との取引実績を作るため」と称して、
クレジットカードによって買い物をさせて、それを送らせる。結局幾ばくかの金を送るのみで(それすらないところもある)、
「審査が通りませんでした」などと言って、大口融資の話はどこかに飛んでしまう。
このような手口は取込詐欺であり、このような業者は,刑法246条1項により10年以下の懲役に処せられます。
【融資条件の審査のためにサラ金から金を借りさせられる】
低利・大口融資の条件として、「審査のため」と称して、大手のサラ金会社から数十万円を借りさせ、
それを指定口座に振り込ませて、あとは待てど暮らせど連絡が来ない。
このような手口も取込詐欺です。この場合、原則としてサラ金会社に対する借金は残ることになるので、注意が必要です。
【融資のために○○をする必要がありますので、先にその手数料を払ってくださいと言われる】
融資のための必要経費と称して、
申込者にお金を振り込ませ、結局融資をしないまま、
姿をくらましてしまいます。これも、詐欺の手口ですのでご注意下さい。
【融資前に入金強要される】
ローンやクレジットの返済に困っている人等を狙って、「低金利」「即日融資」「独自審査」など、
誰にでも簡単に融資するかのようなダイレクトメールが送付されています。
簡単に借りられるような広告を信用し電話をすると、「あなたは実績がないので保証金が必要。
入金確認後、融資します。」などと言われます。借りられるならと支払っても貸してもらえず、
電話をするとさらに振り込みを強要されたということがあるようです。
【違法な業者の手口及びその被害 】
「低金利融資」「他店で断れた方でもOK」「らくらく・簡単」「即日融資」など
利用者の心理をついて誘い込んできます。特に、自己破産者や返済に困っている多重債務者をターゲットに勧誘してきます。
また、電話やFAXによる借入れは手軽・簡単な反面、違法な金融業者の可能性があります。
特に、遠隔地からの電話やダイレクトメールによる融資の誘いには十分に気を付けて下さい。
【個人情報を簡単に教えてはいけません】
住所、電話番号、銀行の口座番号などの個人情報を簡単に教えないことです。融資を断ったとしても
法外な手数料を取り立てられたり、銀行口座に勝手にお金を振り込まれ
違法な高金利の利息を請求されたりすることがあるようです。
【090金融】
勧誘のチラシに携帯電話の番号と業者名しか書かず、正体を明かさないまま、違法な高金利で小口の融資を行う。
【システム金融】
資金繰りに困った商工業者等に対して、即日融資することをうたい文句に
ダイレクトメールやファックス等で勧誘し、勧誘に応じると担保代わりに手形や小切手を送らせ融資する。
【紹介屋】
あたかも低金利で融資するように思わせて多重債務者を呼び込み、「あなたの信用状態はよくない。
うちでは貸せないのでほかの店を紹介する。」などと言って、他の店で借りるように指示し、
そこで借入れした金額の一部を紹介料としてだまし取る。
【買取屋】
融資の条件としてクレジットカードで商品を次々と買わせ、それらを定価以下の安い金額で買い取るか、
又はさらに高金利で融資する。
【車金融】
借り手が所有する車を買い取る契約を結び、完済後車を返済することを条件に融資する。
車は借り手がそのまま使用する。
融資の返済に加えて高額なリース料を請求されるケースが多い。
借り手は車に乗ったまま融資を受けることをメリットと考え申し込むが、
返済額とリース料で法外な高金利の返済を余儀なくされることになる。
【カラ貸し】
融資をしていないにも拘わらず、本人及び親戚や近隣に危害を匂わせる弔電等を送り付け請求を行う。
【ヤミ金融業者】
雑誌広告・ダイレクトメール・電話・投げ込み広告などを使って即日融資多重債務者の方もOKなど、
簡単にお金を貸してくれるような表現で客を集めますが、高金利な上、暴力的、脅迫的な取り立てを行う場合がほとんどです。
【年金担保金融】
国民年金などの年金証書や通帳、キャッシュカード、印鑑などを預かり、高齢者に融資するといった、
事実上担保に取るに等しい年金担保金融でのトラブルが増えています。
このような被害にあわないためには、甘い融資話に惑わされることなく、
無登録業者、高金利業者といった違法な金融業者を利用しないことが一番の防衛策です。
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