低金利フリーローンとは
フリーローンは、銀行などが取扱う資金使途がフリーな融資です。借り入れの際に、
借入契約書(金銭消費貸借契約書)を取り交わす方式が一般的です。
借りる目的により大別すると、利用目的を限定した場合と、
目的を問わない「フリーローン」に分かれます。一般的には、目的が限定されているものほど金利が低く、
フリー度が高いものほど金利も高くなる傾向にあります。
フリーローンは資金使途がフリーなため、住宅・教育融資などより、金利が高いことが多いです。
フリーローンに金利改定のルールは特になく、
一般的に返済年限は6ヵ月ないし1年以上で最長5年となっているようです。
フリーローンはスピード審査、即日融資など手軽に利用できます。
ほとんどのキャッシングサイトでは、正式に申し込む前に簡単な入力で
お試し審査や返済シュミレーションを利用できます。
カードを使ってCD・ATMから自由に借入金を引き出すことができるキャッシングも
フリーローンのグループに含まれます。多くは無担保ですが、
中には不動産や有価証券を担保にした大口のフリーローンを取り扱っている金融機関もあります。
フリーローンの資金使途
フリーローンとはいっても、資金使途は必ず聞かれます。
その金融機関での目的融資の使途以外での使途で、
かつ健全な使途での融資という意味でフリーローンは捉えるのが一般的です。
基本的に資金使途は借金返済などの不健全なものは対象外とされます。
一般的に銀行系フリーローンは、資金使途証明が不必要で、手続きが簡単な面があります。しかしながら、
使途証明を徴求しないこともあり、申し込みと実際の理由が異なるフリーローン申し込みがされることもあり、
健全性が比較的低い為、金利を高めに設定しているところが多いのです。
銀行フリーローンの軌跡
70年代半ば以降大企業の資金調達が直接調達に傾くにつれて、都市銀行は、個人向け融資に目をつけ、
住宅融資に乗り出し、さらに80年代になると、
大銀行は使途に限定のないフリーローンに取り組みました。
この銀行フリーローンは、従来銀行の融資の鉄則とされた「資金使途の確認」「過剰融資の排除」が取り払われ、
不動産の担保さえあれば、資金使途も年収も問わないというものでした。
銀行は、さまざまな名称の大型フリーローンを売りだし、投機目的にみさかいない融資を行いました。
バブル期に銀行があまった金の新たな貸しだし先として、相続税対策の名目で高齢者に変額保険をはじめとする
さまざまな提案融資を行いましたが、この銀行の提案融資に利用されたのが、
不動産担保の大型フリーローンだったのです。
これは潜在的不良債権をつくるものだとして、銀行内部でも強い反対があったようです。
しかし、融資拡大に躍起となっていた銀行は、競って銀行フリーローンを売りました。
衆議院が行った予備的調査に対する2000年3月に銀行から出された回答でも、
まだ60万件以上のフリーローンが残っているようです。
大型なものは、92年以降、新規には売られていませんが、
バブル期に売り出されたフリーローンは、
無担保もふくめると100万件にのぼるといわれています。
|