鮫・サメ軟骨とは
サメ軟骨の一つが中華料理でもおなじみの「フカヒレ」です。
昔から「不老長寿」「滋養強壮」「美容維持」に欠かせない高級食材として有名です。
ちなみに鮫の骨格はすべて「軟骨」でできています。
サメ軟骨は、カルシウムやリンをはじめ、良質のムコ多糖体(コンドロイチン)を豊富に含む健康食品です。
特にそのアゴやヒレの部分に多く含まれています。コンドロイチンは、人体の中でも大変重要な役割をする物質で、
目の角膜、皮膚、関節、心臓弁等に多く含まれています。しかし、年をとるとともに減少するため、
その結果として老眠、関節炎、骨粗しょう症等が現れてきます。
鮫・サメ軟骨エキスの効果効用
サメ軟骨の主成分であるムコ多糖類が、
人間の細胞と細胞を結合させ、その間を埋めるスポンジ状の間隙物質の中に
水分や栄養分をしみ込ませ、貯蔵して新陳代謝を活発にし、自然治癒力を高め、免疫機能を向上させます。
加えて血管新生抑制物質が、血管への腫瘍発生を防止します。
サメ軟骨の血管新生抑制物質は、ガンが自ら作り出した血管(新生血管)を攻めて構造を抑えるため
補給路を断たれたガン細胞は増殖できずやがて死滅してしまいます。
サメ軟骨は特にアメリカでガン細胞の進行阻止を重視され、一般的に知られているようです。
サメ軟骨の血管の新生を抑える効能は関節痛にも有効に働きます。
同様に血管新生の盛んな固形ガンの増殖・転移を抑えること、
その他の血管新生がかかわる各種症状(糖尿病性網膜症、血管新生緑内障など)
を抑えることが出来るものとして、サメ軟骨は期待が掛けられています。
コンドロイチン硫酸は、人の体の中にもネバネバ状の粘質性物質として広く分布しています。
私たちの体液に独特の保水性、粘性、潤滑性を与え、皮膚、角膜、軟骨、骨、心臓弁など、
体のすべての組織がスムーズに働くよう機能しています。
その他、コンドロイチンの働きでリュウマチや更年期障害にも効果があることが報告されています。
サメ軟骨に含まれるコンドロイチンをカルシウムとともに摂取すると、骨の強化につながります。
また、鮫軟骨エキスはビタミンAの体内生成を助け、ビタミンCの体内有効率を高めます。
鮫・サメ軟骨エキスの副作用など
従来のサメ軟骨製品は大量摂取の必要があり、それによる胃腸への負担があったようです。
サメ軟骨は、熱を加えずに乾燥させ、微粉末化したものでないと充分な効果は期待できないようです。
鮫が絶滅するかもしれないと話題になっています。
ワシントン条約締約国会議で鮫類の保存管理が議題になり、太平洋沿岸や南オーストラリアなどに生息する
鮫の保護が求められました。
鮫軟骨エキスは匂いがきついので、
飲み辛いと感じる場合は、匂いをあまり感じないよう加工した製品を選ぶといいでしょう。
中には化学物質を使ってにおいを除去している製品もあるようですのでご注意下さい。
砂糖、脂肪、ゼラチンや馬のヒヅメから採ったタンパク質など、
ガンの治療に役立たないものが混入されている場合があるので、
ムコ多糖類やタンパク質、炭水化物の含有量など注意が必要です。
鮫・サメ軟骨エキスに関する情報
1993年に米国のウイリアム・レーン博士がサメ軟骨に制ガン作用のあることを発表。
サメ軟骨の製品の中には、
アメリカで日本の厚生労働省にあたる食品医薬品局(FDA)の厳重なチェックを受け、
承認されたものもあります。
1997年に米国臨床腫瘍学会で「末期ガン患者でのサメ軟骨パウダータイプによる臨床結果」
というタイトルでサメ軟骨パウダータイプはガンに対しては効果がないと発表されました。
ガン治療調査機関の医学部長であるデニス・ミラー博士の管理で行われた臨床治験で、
治験薬としてある有名ブランドのサメ軟骨パウダーが使われていました。
末期ガン患者60人に、体重1グラムあたりサメ軟骨パウダー1グラムを経口で12週間投与したところ、
ガンに対して効果がなかった上に、ほとんどの患者に胃腸疾患の副作用が認められたと発表しました。
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