健康食品フコイダン療法とは
フコイダンは海藻類に含まれる多糖成分です。
海藻特有の"ぬめり"成分の中に存在します。
褐藻類には、海藻フコイダンが乾燥重量の4%前後含まれています。
中でも沖縄もずくに多く、昆布の5〜8倍も含まれています。
種類は、コンブ科から抽出された三種類(フコースだけのF−フコイダン、
グルルロン酸とマンノースのU-フコイダン、ガラクトースとフコースのG−フコイダン)
とナガマツモ科のオキナワもずくから抽出されたオキナワもずくフコイダン等があります。
構造は海藻の種類により異なっていますが、基本的な構成主成分はどれも
「フコース」「硫酸化フコース」と呼ばれている糖がメインです。
海藻フコイダンは日常の食事でモズクやコンブを食べれば摂取できます。
耐熱性も強く、もずく製品等をスープにしても何ら問題はありません。
もずく製品から海藻フコイダンを摂取することで、日々の食事から体質改善を促すことも可能です。
しかし、例えばガンの予防・治療等には、超低分子フコイダンが1日3g〜6g必要といわれております。
また1gのフコイダンを得るのに約1kgのオキナワモズクが必要といわれております。
目的にもよりますが、これらのことを考えると食事のみからフコイダンを摂取するのは現実的ではありません。
各社から超低分子フコイダンは健康食品として発売されておりますので、
それらより効果的に摂取されるのがよいと思います。
フコイダン療法の効果効能と体験談
フコイダン療法が血圧上昇抑制、抗ウイルス・抗菌作用、抗ピロリ菌、
抗炎、抗アレルギー作用、肝機能向上、便通促進、受精阻害作用、
コレステロール低下作用、抗腫瘍作用などを持つことがすでに報告されています。
フコイダンは人間が本来持っている免疫力を更に増強し、
ガン細胞に作用させて攻撃することも確認されていますが、フコイダン治療の
特徴的な作用として直接ガン細胞へ作用しアポトーシスを促すという点があります。
特にヒト急性前骨髄性白血病細胞(HL−60株)、
ヒト胃ガン細胞(AGS株)、結腸ガン細胞(HCT−116株)、
結腸腺ガン細胞(SW−480株)(WiDr株)など活発に増殖している細胞において、フコイダンは
細胞の自殺(アポトーシス)を引き起こすことが確認されました。
また、ガン細胞がアポトーシスを起こさない場合は、フコイダンはガン細胞の表面に穴を開けます。
すると細胞の中で、「パーフォリン」という毒素が出され、DNAが破壊されます。
このようなフコイダンの作用は正常細胞に対して働かないので、
抗ガン剤のような副作用がないことが明らかになっています。
その他、フコイダンはピロリ菌の表面にびっしりとまとわりつき、
菌が胃の表面の粘膜に結びつくのを邪魔する働きがあります。その為、
フコイダンの効能には胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の原因菌であるピロリ菌が
胃壁に浸入するのを防ぐと共に、潰瘍の修復も行う働きがあります。
フコイダンは胃潰瘍の治療薬としても期待がされているようです。
フコイダンは水溶性の食物繊維ですので、
水を包み込む形で便を柔らかくするのと同時に発酵して腸を刺激し便通を促します。
食物繊維の効能として他に、コレステロールの排出、血糖値の急激な上昇を防止などがあります。
そのためフコイダンは高脂血症、動脈硬化、糖尿病にも効果があります。
フコイダンの抗アレルギー作用に関しては
Th2細胞のインターロイキン-4生産系を抑制し、IgE(免疫グロブリンE)の産生を抑制すると考えられており、
フコイダンはアトピー性皮膚炎だけでなく花粉症等にも効果があったという事例が報告されております。
超低分子フコイダン健康食品の効果と注意事項
フコイダンが健康食品として機能するには
13%以上の硫酸基が結合(精度の高いロジゾン酸法での測定が前提条件)していなくてはいけないようです。
フコイダンは分子量20万をこえる巨大な多糖で、これを歯で噛み砕いて胃で溶かし、
十二指腸に送り込む時の大きさは約3000〜40000分子の大きさと言われています。
しかし、フコイダンはこの大きさではほとんど腸で吸収ができません。
そこで、超低分子化(分子量500以下)したフコイダン健康食品が注目を浴びています。
フコイダン療法と癌に関する情報
農林水産省の研究機関によって「海藻から抽出された海藻フコイダンが、
正常細胞には悪影響を与えずにガン細胞だけに作用し、フコイダンが
ガン細胞をアポトーシスに導く。」と研究確認された。
第55回日本癌学会において「コンブ由来フコイダン及びその酵素分解物により
誘導されたヒト胃癌と結腸癌細胞株のアポトーシス」という論文で効果効能が発表された。
トンガ王国産天然モズク由来のフコイダンにアポトーシス誘導因子AIFが発見され、
第58回 日本栄養・食糧学会大会、第59回 日本栄養・食糧学会大会で、
トンガ王国産天然モズク由来のフコイダンにアポトーシス誘導作用、
ガン細胞増殖抑制作用、免疫細胞であるNK細胞を活性化させる作用、があることが発表されています。
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